白目が赤い・目の充血|片目だけ・痛み・目やにの原因と受診目安

白目が赤い・目の充血の原因と受診目安

「朝、鏡を見たら白目が真っ赤になっていた」
「片目だけ充血しているが、痛みはない」
「目の充血が治らず、何度も繰り返す」
「痛みや目やにがあり、市販の目薬を使ってよいか迷う」

白目が赤く見える状態には、目の表面の血管が広がる「充血」と、結膜の下に血液がたまる「結膜下出血」などがあります。見た目の赤さだけでは原因や緊急度を判断できず、片目だけか両目か、赤みが網目状かべったりしているか、痛み・かゆみ・目やに・まぶしさ・見えにくさを伴うかを確認することが大切です。

目の充血は、アレルギー性結膜炎、感染性結膜炎、ドライアイ、疲れ目などで起こる一方、角膜炎、ぶどう膜炎、強膜炎、急性閉塞隅角緑内障など、早めの治療が必要な病気のサインになることもあります。とくに、強い目の痛み、急な視力低下、光を見ると痛い、強い頭痛や吐き気、コンタクトレンズ使用中の赤く痛い目は、様子を見ない方がよい症状です。

このページでは、「白目が赤い」「目が充血する」という症状の入口として、赤みの種類、片目・両目の違い、考えられる原因、長引く・繰り返す場合、市販目薬とコンタクトレンズの注意、眼科受診の目安を整理します。結膜炎、目やに、かゆみ、結膜浮腫などの詳しい内容は、それぞれの専門ページへ分けてご案内します。

目の充血が続く、痛み・見えにくさを伴う場合はご相談ください

当院では眼科専門医が、赤みの見え方だけでなく、結膜・角膜・前房の状態、視力や眼圧などを確認し、原因と緊急度に応じて診療します。大阪市鶴見区・今福鶴見駅徒歩1分です。

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目次

結論|目の充血は「赤みの見え方」と「伴う症状」で緊急度を分けます

白目の赤みを確認するときは、まず次の組み合わせを目安にしてください。同じ「充血」でも、原因と必要な対応は異なります。

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赤みの見え方・伴う症状考えられる主な状態対応の目安
細い血管が網目状に目立つ+強いかゆみ・涙アレルギー性結膜炎など目をこすらず、症状が強い・続く場合は眼科で確認します
充血+黄色・緑色または水っぽい目やに細菌性・ウイルス性結膜炎など感染対策を行い、早めに眼科で原因を確認します
白目の一部がべったり赤い+痛みや視力低下がない結膜下出血など多くは自然に改善しますが、外傷後・反復・他の出血があれば相談します
片目の充血+強い痛み・まぶしさ・見えにくさ角膜炎、ぶどう膜炎、強膜炎など当日中を含め、できるだけ早く眼科へ相談します
充血+強い頭痛・吐き気・急なかすみ急性閉塞隅角緑内障など緊急性があるため、速やかに眼科または救急医療機関へ相談します
コンタクトレンズ使用中+痛み・目やに・視力変化角膜の傷・感染症などレンズを外し、自己判断で再装用せず、早急に受診します
この表は受診判断の目安です。赤みの見た目だけで病気を確定することはできません。

見た目が派手でも緊急性が低いことがある一方、赤みがそれほど強くなくても、痛みや視力低下を伴う病気があります。「赤い範囲の広さ」だけで様子を見てよいかを決めないでください。

先に確認|目の充血が病気のサインになる症状

直ちに洗眼・緊急相談が必要な場合

  • 洗剤・薬品・消毒液などが目に入った
  • ガラス片や金属片などが刺さった、または高速で異物が当たった
  • 目をぶつけた後に急な視力低下、強い痛み、出血がある
  • 急に見えなくなった、視野が大きく欠けた

薬品が入った場合は、コンタクトレンズを外すことや連絡先を探すことに時間をかけず、まず水道水などの清潔な流水で洗い始めてください。まぶたを開け、強すぎない水流で20分程度を目安に洗い続け、洗眼後も速やかに医療機関へ相談します。薬品を別の物質で中和したり、刺さった異物を自分で抜いたりしてはいけません。

当日中を目安に眼科へ相談したい場合

  • 強い目の痛み、または痛みが次第に強くなる
  • 急に見えにくくなった、かすみが取れない
  • 光を見ると痛い、強いまぶしさがある
  • 強い頭痛や吐き気を伴う
  • コンタクトレンズ使用中で、充血に痛み・目やに・見えにくさを伴う
  • 眼科手術・硝子体注射後に、赤みが急に強くなり、痛みや視力低下を伴う
  • まぶたや目の周囲が強く腫れ、発熱や体調不良を伴う
  • 赤みが急速に広がる、目を開けにくい、黒目が白く濁って見える

診療時間外や休日にこれらの症状が強い場合は、翌日まで待つのではなく、地域の救急相談窓口または眼科対応が可能な救急医療機関へ相談してください。

白目が赤くなる「充血」と「結膜下出血」の違い

白目が赤い・目が充血した状態

患者さんが「目が充血した」と感じる赤みには、主に「血管が広がって目立つ状態」と「血管が破れて血液がたまった状態」があります。

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確認する点充血結膜下出血
見え方細い血管が網目状・枝状に目立つ白目の一部または広い範囲が、絵の具を塗ったようにべったり赤い
主な原因結膜炎、ドライアイ、刺激、角膜炎、ぶどう膜炎など咳・くしゃみ・いきみ、軽い外傷、血圧、服薬などが関係することがあります
伴う症状原因により、かゆみ・目やに・痛み・まぶしさ・見えにくさなど多くは痛みや視力低下がありませんが、軽い異物感が出ることがあります
経過原因に応じて治療や対策が必要です多くは1〜2週間ほどで自然に吸収されます
赤みのタイプが分からない場合や、痛み・視力変化を伴う場合は眼科で確認します。

充血にも「結膜充血」と「毛様充血」があります

結膜炎などでは、白目の表面にある血管が網目状に目立つ「結膜充血」がみられます。一方、黒目の周囲を中心に紫がかった濃い赤みがみられる「毛様充血」は、角膜炎、ぶどう膜炎、急性閉塞隅角緑内障などで起こることがあります。ご自身で正確に見分けることは難しいため、痛み・まぶしさ・見えにくさを伴う場合は早めに受診してください。

結膜下出血で確認したいこと

結膜下出血の多くは、治療をしなくても自然に薄くなります。ただし、目をぶつけた後に起きた、痛みや見えにくさがある、2週間ほどたっても改善しない、何度も繰り返す、鼻血や皮下出血などほかの出血もある場合は、眼科またはかかりつけ医へ相談してください。反復する場合は、血圧、抗凝固薬・抗血小板薬などの服薬、出血しやすい病気の有無を確認することがあります。処方薬は自己判断で中止しないでください。

片目だけ充血する場合・両目が充血する場合

片目だけか両目かは原因を考える手がかりになりますが、左右差だけで重症度を判断することはできません。症状が始まった時期、赤みの場所、痛み・かゆみ・目やに・見え方の変化、コンタクトレンズや点眼薬の使用状況をあわせて確認します。

片目だけ充血する場合

片目だけの充血では、異物や角膜の傷、コンタクトレンズによる刺激、結膜下出血、感染性結膜炎の初期、上強膜炎などが考えられます。角膜炎、ぶどう膜炎、強膜炎、急性閉塞隅角緑内障なども片目に起こるため、痛み・まぶしさ・見えにくさ、強い頭痛や吐き気を伴う場合は早めの受診が必要です。

両目が充血する場合

両目の充血では、花粉やハウスダストによるアレルギー、ドライアイ、長時間の画面作業、煙・ほこり・プールの水・化粧品などによる刺激が考えられます。感染性結膜炎が片目から反対の目へ広がることもあります。両目だから軽いとは限らず、痛みや見え方の変化がある場合は眼科で確認してください。

いつも同じ側・同じ場所だけ赤くなる場合

同じ目や同じ場所に繰り返す赤みでは、まぶた・まつげの刺激、ドライアイ、コンタクトレンズの適合やケア方法、瞼裂斑・翼状片周囲の炎症、上強膜炎などを確認します。症状が出ているときの写真があると、診察時に赤みが軽くなっていても参考になることがあります。

目の充血の主な原因

結膜炎|アレルギー・細菌・ウイルス

結膜炎は、白目とまぶたの裏側を覆う結膜に炎症が起こる病気です。強いかゆみと涙はアレルギー性結膜炎、黄色・緑色の粘り気のある目やには細菌性結膜炎、水っぽい目やにや強い充血、周囲での流行はウイルス性結膜炎を考える手がかりになります。ただし、症状だけで原因を断定することはできません。

結膜炎全体の原因・検査・治療は、結膜炎とは?症状・原因・種類・治療をご覧ください。ウイルス性結膜炎が疑われる場合の家庭内感染、学校・保育園・仕事の注意点は、結膜炎の感染対策で詳しく解説しています。

ドライアイ・疲れ目・環境による刺激

長時間のパソコンやスマートフォン作業では、まばたきが減って涙の膜が不安定になり、目の表面が乾燥しやすくなります。乾燥感、疲れ、かすみ、ゴロゴロ感とともに充血することがあります。エアコン、煙、ほこり、風、プールの水、化粧品、まつ毛美容液、点眼薬の成分や防腐剤などが刺激になることもあります。

休憩や刺激の回避で改善しない、何度も繰り返す場合は、ドライアイ、眼瞼炎、まつげの向き、点眼薬の影響などを確認します。

角膜の傷・感染症

角膜に傷や感染が起こると、充血だけでなく、強い痛み、ゴロゴロ感、涙、まぶしさ、見えにくさ、目やにを伴うことがあります。異物、爪や紙による傷、コンタクトレンズの長時間装用・つけたままの就寝・水道水での洗浄などがきっかけになることがあります。コンタクトレンズ装用者の赤く痛い目は、早めの診察が必要です。

ぶどう膜炎・急性閉塞隅角緑内障

ぶどう膜炎では、目の痛み、充血、まぶしさ、かすみ、飛蚊症などがみられることがあります。急性閉塞隅角緑内障では、急な目の痛み、かすみ、頭痛、吐き気などを伴うことがあり、緊急性があります。疲れ目や一般的な結膜炎と自己判断せず、速やかに眼科で確認します。

上強膜炎・強膜炎

白目の一部が限局して赤くなり、軽い違和感や圧痛を伴う場合は上強膜炎、目の奥まで響くような強い痛みを伴う場合は強膜炎などが考えられます。強膜炎は全身の炎症性疾患と関連することもあるため、強い痛みや繰り返す局所的な赤みがある場合は眼科を受診してください。

まぶた・まつげ・白目の盛り上がりによる刺激

眼瞼炎、逆さまつげ、ものもらい、まぶたの皮膚炎などで目の表面が刺激されると、充血や異物感が起こります。また、瞼裂斑や翼状片の周囲が炎症を起こすと、一部分だけ赤くなることがあります。赤みがいつも同じ場所に出る場合は、白目だけでなく、まぶた・まつげ・角膜もあわせて確認します。

かゆみ・目やに・痛みなど、伴う症状から考える

充血と一緒に出ている症状は、原因と緊急度を考える手がかりになります。次の表から近い症状を確認し、詳しい説明は各専門ページをご覧ください。

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伴う症状考えられる主な状態確認・関連ページ
強いかゆみ・涙・白っぽい目やにアレルギー性結膜炎など目をこすらず、目がかゆい原因を確認します
黄色・緑色または水っぽい目やに細菌性・ウイルス性結膜炎など目やに全般、ネバネバ目やにを確認します
痛み・まぶしさ・見えにくさ角膜炎、ぶどう膜炎、強膜炎など早めに受診し、目の痛み、光がまぶしい症状も参考にします
ゴロゴロ感・異物感異物、角膜の傷、ドライアイ、結膜炎などこすらず、目の異物感を確認します
白目がゼリー状・ぶよぶよする結膜浮腫など白目がぶよぶよする結膜浮腫を確認します
症状の組み合わせだけで病気を確定することはできません。痛み・視力低下・強いまぶしさがある場合は早めに受診してください。

目の充血が治らない・長引く・繰り返す場合

目の充血が改善するまでの期間は原因によって異なります。煙やほこりなど一時的な刺激であれば、原因を避けて目を休めることで軽くなることがあります。アレルギー、感染、ドライアイ、まぶたの炎症、点眼薬やコンタクトレンズの影響が続いている場合は、赤みが長引いたり繰り返したりします。

  • 痛みのない軽い充血でも、数日たっても改善傾向がない
  • 1週間以上続く、またはいったん軽くなってもすぐ再発する
  • 毎回同じ目・同じ場所が赤くなる
  • 市販目薬をやめるとすぐ赤くなり、使用回数が増えている
  • コンタクトレンズをつけるたびに赤くなる
  • 充血に加えて、目やに・かゆみ・異物感・まぶたの腫れが続く

このような場合は、赤みを一時的に隠すだけでなく、結膜・角膜・まぶた、涙の状態、点眼薬、コンタクトレンズの使用方法を確認します。結膜下出血が繰り返す場合は、血圧、服薬、全身の出血傾向についても確認が必要になることがあります。

コンタクトレンズ使用中に目が充血した場合

コンタクトレンズ使用中に目が赤くなったら、まずレンズを外してメガネに切り替えてください。症状が残っている間は、自己判断で再装用しないことが大切です。レンズを外すと一時的に楽になっても、角膜の傷や感染が治ったとは限りません。

  • 痛み、まぶしさ、見えにくさ、目やにを伴う
  • レンズを外しても赤みや異物感が改善しない
  • 片目だけ強く赤い、または症状が急に悪化している
  • つけたまま眠った、交換期限を超えた、レンズやケースを水道水で洗った
  • シャワー、入浴、プール、海などでレンズを装用した

これらに当てはまる場合は、角膜感染症などを除外するため、早急に眼科を受診してください。使用しているレンズの種類、交換周期、ケア用品、最後に装用した時間を診察時に伝えてください。以前処方された点眼薬を使い回したり、充血を隠す目薬を使ってレンズ装用を続けたりしないでください。

子ども・赤ちゃんの目が赤い場合

子どもの目の充血では、アレルギー性結膜炎、ウイルス性・細菌性結膜炎、ものもらい、異物、目をこすった刺激などがよくみられます。小さなお子さんは、痛みや見えにくさをうまく説明できないため、目を開けにくそうにしていないか、光を嫌がらないか、目やに・涙・まぶたの腫れ・発熱がないかを確認します。

新生児や月齢の低い赤ちゃんで、白目の赤み、膿のような目やに、まぶたの腫れがある場合は、早めに小児科または眼科へ相談してください。家族の古い点眼薬や、きょうだいに処方された点眼薬を自己判断で使用しないでください。感染性結膜炎が疑われる場合は、登園・登校や家庭内感染について医師の指示を確認します。

眼科手術・硝子体注射後に目が赤い場合

白内障手術、緑内障手術、レーザー治療、硝子体注射などの後は、処置内容によって白目の赤みや小さな結膜下出血がみられることがあります。ただし、術後・注射後の赤みを一般的な充血と自己判断せず、受け取った説明書と連絡先に従ってください。

  • 赤みが急に強くなる、時間とともに悪化する
  • 強い痛み、目を開けにくいほどのまぶしさがある
  • 急に見えにくくなった、かすみが強くなった
  • 膿のような目やに、強い腫れ、発熱や吐き気を伴う

このような症状がある場合は、次回予約日を待たず、手術・注射を受けた医療機関へ速やかに連絡してください。診療時間外で連絡がつかず、症状が強い場合は、眼科対応が可能な救急医療機関へ相談します。

目の充血に市販の目薬を使ってもよいか

市販の「充血を取る」タイプの点眼薬には、血管を一時的に細くして赤みを目立ちにくくする成分が含まれることがあります。見た目の赤みは改善しても原因を治す薬ではなく、長期・頻回に使うと効きにくくなったり、使用後に赤みが戻ったりすることがあります。

軽い乾燥感だけであれば人工涙液タイプが選択肢になることもありますが、製品によって成分、防腐剤、コンタクトレンズの上から使用できるかが異なります。購入時は薬剤師に相談し、説明書に記載された用法を守ってください。目のかゆみに使う市販薬と処方薬の違いは、目がかゆいときの目薬でも解説しています。

強い痛み、視力低下、まぶしさ、目やに、外傷後・術後の赤み、コンタクトレンズ使用中の症状、数日たっても改善しない充血がある場合は、市販薬を使い続けず眼科を受診してください。以前処方された点眼薬、とくにステロイド点眼薬を自己判断で再開することは避けてください。

目の充血の治し方|家庭でできる対処と避けたいこと

目の充血の「治し方」は原因によって異なります。家庭でできることは、赤みを無理に消すことではなく、目への刺激を減らし、悪化のサインを見逃さないことです。

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家庭でできること避けたいこと
コンタクトレンズを外し、メガネに替える赤みを隠してレンズ装用を続ける
目をこすらず、画面作業を休み、十分に睡眠をとる目を強くこする、まぶたを押す
かゆみやまぶたの腫れには、清潔な冷たいタオルを閉じたまぶたへ短時間当てる氷や保冷剤を直接皮膚・目に当てる
目やには使い捨ての清潔なガーゼやティッシュでやさしく拭き、前後に手を洗うタオル、枕、点眼薬を家族と共用する
症状の始まり、左右、赤みの写真、使用中の点眼薬・レンズを記録する古い処方薬を使い回す、複数の目薬を次々試す
薬品が入った場合だけは、すぐに十分な流水で洗う刺さった異物を自分で抜く、薬品を中和しようとする
冷却は一時的に症状を和らげるための対処で、原因そのものを治す方法ではありません。

軽い刺激と思っていても、痛み・見えにくさ・まぶしさ・目やにが出てきた、赤みが急に強くなった、数日たっても改善傾向がない場合は、セルフケアだけで様子を見続けず眼科へ相談してください。

当院で行う診察・検査と原因に応じた治療

当院では、症状が始まった時期、片目か両目か、赤みの広がり方、痛み・かゆみ・目やに・まぶしさ・見え方の変化、コンタクトレンズや点眼薬の使用状況、外傷・手術・注射の有無などを確認します。

  • 視力検査:見え方への影響を確認します。
  • 細隙灯顕微鏡検査:結膜・角膜・前房・まぶた・まつげを観察し、炎症、傷、異物、出血の状態を確認します。
  • 角膜の染色検査:必要に応じて、角膜表面の傷や乾燥の程度を確認します。
  • 眼圧検査:症状、外傷、角膜の状態などを踏まえて、安全に実施できる場合に眼圧を確認します。
  • 眼底検査など:視力低下、飛蚊症、ぶどう膜炎などが疑われる場合は、必要に応じて追加の検査を行います。

治療は原因によって異なります。アレルギー性結膜炎では抗アレルギー点眼薬、細菌性結膜炎では所見に応じて抗菌点眼薬を使用します。多くのウイルス性結膜炎では原因ウイルスに直接効く一般的な点眼薬はなく、症状や角膜合併症の有無に応じた治療と感染対策を行います。

ドライアイでは涙の状態に応じた点眼治療、角膜炎・ぶどう膜炎・強膜炎・急性閉塞隅角緑内障などが疑われる場合は、緊急度と病状に応じて必要な治療を行います。高度な検査や入院治療などが必要な場合は、連携医療機関へ紹介します。

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まとめ|白目が赤い・目の充血が続く場合は眼科へ

  • 白目の赤みには、血管が広がる「充血」と、血液がたまる「結膜下出血」などがある
  • 片目だけか両目かだけでなく、痛み・見えにくさ・まぶしさ・目やにの有無を確認する
  • 強い痛み、視力低下、頭痛・吐き気、コンタクトレンズ使用中の赤く痛い目は早めに受診する
  • 結膜下出血の多くは自然に改善するが、外傷後・反復・痛みや視力変化がある場合は確認が必要
  • 充血が治らない・繰り返す場合は、市販の充血除去点眼薬で隠し続けず原因を確認する

目の充血はよくある症状ですが、見た目だけで原因を判断することはできません。休んでも改善しない、何度も繰り返す、痛み・かゆみ・目やに・まぶしさ・見え方の変化を伴う場合は、眼科で確認してください。

大阪市鶴見区・今福鶴見駅徒歩1分の大阪鶴見まつやま眼科

白目が赤い、目の充血が続く、片目だけ繰り返す、痛みや見えにくさを伴うなど、気になる症状がある方はご相談ください。

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白目が赤い・目の充血についてよくあるご質問

白目の「充血」と「結膜下出血」はどう違いますか?

充血は細い血管が網目状・枝状に目立つ状態、結膜下出血は白目の一部がべったり赤く見える状態です。痛み・まぶしさ・見えにくさを伴う場合は、見た目にかかわらず眼科で確認してください。

片目だけ充血しています。痛くなければ様子を見てもよいですか?

軽い刺激や結膜下出血のこともありますが、感染性結膜炎の初期、異物、まぶた・まつげの刺激などもあります。数日で改善しない、繰り返す、目やに・異物感が続く場合は受診してください。

目の充血は何日くらいで治りますか?

原因によって異なります。一時的な刺激は休むと軽くなることがありますが、結膜炎やドライアイは原因に応じた治療が必要です。結膜下出血の多くは1〜2週間ほどで薄くなります。

目の充血が治らない、何度も繰り返すのはなぜですか?

アレルギー、ドライアイ、眼瞼炎、まつげ、コンタクトレンズ、点眼薬、瞼裂斑・翼状片周囲の炎症などが続いている可能性があります。毎回同じ場所に出る場合も眼科で確認します。

目が赤く、かゆみや目やにもあります。人にうつりますか?

アレルギー性結膜炎はうつりませんが、ウイルス性・細菌性結膜炎はうつることがあります。手洗いを行い、タオル・枕・点眼薬を共用せず、原因を眼科で確認してください。

目の充血は冷やした方がよいですか?温めた方がよいですか?

かゆみやまぶたの腫れは、清潔な冷たいタオルを閉じたまぶたへ短時間当てると楽になることがあります。原因不明の充血や、痛み・目やに・見えにくさがある場合は、温冷ケアを続けず受診してください。

目の充血に市販の目薬を使ってもよいですか?

充血除去点眼薬は赤みを一時的に目立ちにくくするもので、原因を治す薬ではありません。長期・頻回の自己使用は避け、痛み・視力低下・目やにがある場合や数日で改善しない場合は受診してください。

コンタクトレンズを外せば、充血があっても様子を見てよいですか?

レンズを外しても赤みや異物感が残る場合は、角膜の傷や感染症が隠れていることがあります。痛み・まぶしさ・見えにくさ・目やにがある場合は早急に受診し、症状中は再装用しないでください。

子どもの目が赤いときは、何を確認すればよいですか?

目やに、かゆみ、涙、まぶたの腫れ、発熱、目を開けにくい・光を嫌がる様子を確認します。新生児や月齢の低い赤ちゃんで膿のような目やにや腫れがある場合は早めに相談してください。

眼科手術や硝子体注射の後に目が赤くなりました。大丈夫ですか?

処置後に白目の赤みが出ることはありますが、正常な経過かは処置内容で異なります。赤みの悪化、強い痛み、急な視力低下、強いまぶしさ、膿のような目やにがある場合は、処置を受けた医療機関へ速やかに連絡してください。

白目の出血は高血圧や全身の病気と関係しますか?

原因が分からないことも多い一方、繰り返す場合は血圧、抗凝固薬・抗血小板薬、出血傾向などを確認することがあります。処方薬は自己判断で中止せず、眼科またはかかりつけ医へ相談してください。

夜間・休日に目が赤くなった場合、すぐ受診すべき症状は何ですか?

強い痛み、急な視力低下、光を見ると痛い、頭痛・吐き気、コンタクトレンズ使用中の赤く痛い目、薬品・外傷、術後・注射後の急な悪化は翌日まで待たず相談してください。薬品は連絡より先に洗眼します。

監修:大阪鶴見まつやま眼科 院長 松山真弘
最終医学的確認日:2026年9月3日

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